惨劇RoopeRを簡単に布教する(文章編2)
その1はこちら。http://umeyun.hatenablog.com/entry/2013/04/27/101332
今回は惨劇RoopeRの楽しさとか、遊ぶにあたっての注意など。
●『惨劇RoopeR』の醍醐味
・色々な惨劇セット、色々な組み合わせの脚本があるので毎回新鮮な気持ちで楽しめる
現在、本体付属と拡張2種で公式惨劇セットは3種。惨劇セットを二次創作している方もいらっしゃいます。
・読み合いで意外な一手を打たれるなど、(特に拡張惨劇セットで)双方ともに展開がなかなか読めない
・脚本家はミスリードをすることが多いので、脚本家も主人公も仕掛けを楽しめる
・製品にはサンプル脚本も付属しており、脚本家としてどうプレーすればいいかも書いてあるので脚本家に気軽に挑める(サンプル脚本を知らない主人公相手に限定)
・オリジナル脚本を作って遊べる
・オリジナル惨劇セットも作れる
・コンポーネントもしっかりしていて、パッケージやキャラがオタク向けではありますが美麗
この通りキャラデザインが素敵です。
惨劇コモンズ by BakaFire, 紺ノ玲
●敷居が高いとされる理由
一方で、なかなか遊び始められない、また一緒に遊ぶメンバーがつかまらないことが多いゲームでもあります。理由は下記の通りです。デメリットとして踏まえておいて良いと思います。
ア: 4人固定ゲーム
イ: 長時間ゲーム
ウ: ゲーム説明にも30分~1時間ほど必要(けっこう複雑)
エ: 事前準備が必要
オ: 主人公のレベルに合わせて脚本を調整する必要がある
カ: 相談する協力プレーなので、一部抵抗感を持つ人がいる
●敷居を下げる個人的意見
上のような時間的心理的障壁を少しでも軽くできるのかなー、と少し提案もしてみます。
ア: 難易度調整さえすれば主人公の人数を増減できます。主人公手札3セットの分担の問題かと。
主人公間の意思疎通がしやすくなるため、主人公が少ないほど低難易度です。
私は1対1でよく遊んでいます。
イ: 脚本家の匙加減と主人公のタイプ・力量次第で時間は短くできます。
サンプル脚本の中には1時間程度で終わるものもあります。
ゲーム中の相談が可能だと長くなりがちなので、相談アリにするとしても、タイミングや時間の制限をかけましょう。主人公用のメモなど推理・情報まとめ補助ツールを準備するのも手です。(別記事で紹介)
ウ: 説明する要素の多いゲームのため、説明担当は抜け漏れなくカンニングペーパーを作っておくか、事前にゲーム動画や紹介ブログを見せると入りやすいでしょう。(自分は説明下手なのでカンペ使用)
(別記事で参考になるサイトについても紹介)
エ: サンプル脚本を使うにせよ準備自体は必要ですが、これも後日紹介しますが、脚本家用の補助ツールを使うとやりやすくなります。
オ: 主人公の惨劇セットごとの経験数は予め確認しておくと良いでしょう。
カ: 予め「相談」「読み合い」「協力」が必要なゲームだと伝えると良いでしょう。相談時には一人が仕切らないよう、配慮も大切です。
今回は以上です!
まだ惨劇RoopeRの話題は続きます。