15年3月後半に遊んだボードゲーム
【Podcast収録の巻】
たまに出演しているPodcastに、休みが合ったのでまた収録に立ち会ってきました。
第19回のゲストはHemz Factoryのシゲさん、「Art Of War」の共同制作者さんです。
詳しい内容は実際聞いてください。シゲさんは行動力の塊でして、腰の重い私には眩しすぎる存在でした。
●Art Of War
収録後に、一般販売はされないであろう、Product Arts版のArt Of Warをインスト込みで遊ばせてもらいました。イラストに風情がありますね。
二人用の、五種のカードによる20枚の自由デッキ+王で戦う、戦略ゲームです。運要素といえば引き運だけ。でも王はゲーム開始時に必ず手札にあります。
バトルエリア、待機エリア、王国(国民の居場所)の三つのエリアごとに各種カードの意味合いが異なり、それぞれをにらみながらの熱い戦いが。
王国では各種カードの種類ごとの寡多でマジョリティがあり、四種以上相手の方が多くなると負けます。
相手は文字通り百戦錬磨で初プレーの自分は当然ボコボコ、王が戦場から逃げまくった挙げ句、王国のマジョリティで負けという残念プレーでした。
噂に違わぬ面白さでした。二人専用なのでゲーム会では稼動しづらいですが、短く頭を使う、いいゲームですね。人を選ぶ&経験差が出るのが難点でしょうが、TCGゲーマーには親和性高いんじゃないかなー
一般発売される、イラストが多様な「Art Of War」はこちらからどうぞ。
PA版にはプレイマットがないですが(このゲームは3×2のバトルエリアがあるのであった方がいい)、にゃんごろべりー版には紙製であろうマットが付属します。
実はイラスト違いの商品ごとに、王の性能が異なります。ぐぬぬな仕様。(PA版だと王が複数入ってるんですけどね)
PA版と比べると、1箱辺りの入ってる枚数が少ないので、2箱買いがデフォそうな気も。
美少女絵スキーとしては、カントクさんイラストの「Art Of War」が特に気になりますね。是非、チェック柄スキーっぷりの発揮されたイラストに…!
【平日ゲーム会】
元々は平日休みの多い私が「名古屋で平日の昼間にゲーム会やろうぜ!」とつぶやいたのがキッカケ。
フォロワーさんから賛同者が募り、その日中にメンバーが4、5人揃うという形に。
参加人数は4人と思ってたら、まさかの、昨年のカルカソンヌ世界選手権チャンピオンである望月さんも参戦、とツイッターで当日知って驚いたのです。
調べたら、彗星のごとく現れて優勝したそうですね、す、すごい…
ということで、メンバーはアカツキさん、ナフタレンさん、ニートさん、望月さん、うめゆです。
1000以上のボドゲを所持する凄い人、ナフタレンさんのお宅で11時間以上遊ばせていただきました。
ボドゲ棚を見るだけで何時間も過ごせそうなお部屋でした。
●ハイパーロボット
メンバーが揃うまで、4人でプレー。
引いたお題に指定された色の駒を、何手で指定されたマークのマスに放り込めるかを答えるゲームです。
駒は障害物があるまで直進し、他の色の駒を補助として使うことで思わぬルート短縮ができることも多々。
その人の得手不得手がかなり顕著に出ます。そして私は苦手ではないですが勝てないタイプです。
ナフタレンさんお気に入りのゲームということもあり、ガンガン回答し、チップを占めていきました。目が動き回って動体視力が良くなりそうなゲームです(笑)
●ブリュージュ(ブルッヘ)
建物を建てて多様な人物を住まわせ、水路を広げ、ダイス出目による災害を防いで街の発展をしていくゲーム。
人物カードはワーカーやお金を得る色として、また裏返して建物として、色々な用途があり、悩ましいです。
ニートさん持参ですが、自分の積みゲーでもあります。消化できたよ、やったね!
4人でプレー。
色々な要素にらみを利かせないといけない、けどプレー感は軽く、色々な意味を持つダイスの目に期待を込める、そんなゲームです。
何よりも人物カードでの効果のコンボ&配置得点が大きいです。
上手く人物をコンボできず、ドベでした!
150枚くらいの人物は、同じイラスト&効果のカードがないという素敵仕様。渋いおっさんの顔を眺めるのも一興。(一部女性です)
●ディ スタウファー
自分の一族を各地に送り込み、ラウンド毎に決められた決算地でのマジョリティーを競ったりするゲーム。説明しづらい。
昨年エッセン新作内でも評判がいいと聞いていたので、ワクワクしながらの5人プレー。
一度セットアップすればボーナスタイル以外は運もなく先の見通しができるため、自分に与えられた目標や他のプレイヤーの動きをふまえて、得点していくのです。
邪魔する人が1人しかいなかったので、勝利点宝箱を5つ集めて、最後のボーナスも3つとも達成し、最終的には得点タイでの所持駒一個の差負け、二位……なんかすごく悔しい!
要素もちりばめられプレー感に比して短く終わるので、素敵なゲームですね。
勝利点トラックと地名以外は。25点刻みの数えにくいトラックだそうで、
代わりにカルカソンヌので代用していました。さすが望月さん持参ゲーム。
また、地名が読みづらい(のに決算地指定のため地名が読める必要がある)ので、日本語版の…センスに…期待。
● なまえをよんで
「Головоноги」というロシアのゲーム。
めくられた変なキャラにまず名前をつけて、めくった人が引き取って、同じのが引かれたら一番にそいつの名前を呼んだ人が引き取って、自分が引き取った山の上にあるキャラと同じのが引かれたら「なんだろう?」と言わないと、先に「なんだろう?」と言った人に山ごと奪われる…
という万能パーティーゲーム。色々な名前が飛び交った後の二回目のゲームのカオスっぷりがすごいです。前回のゲームでの名前を別のキャラにつけてしまうと…(笑)
例:1回目に「もじゃ夫」だったキャラがいる。2回目、別のキャラが「もじゃ夫」に、「もじゃ夫」だったキャラにはなんと「もじゃじゃない夫」と命名。
日本で簡単に手に入るようになりますように!
●ショーマネージャー
山から場に出る人物カードには、どの色の公演でどの配役ができるか、そしてその組み合わせの際の公演ポイントが書いてあります。人物カードを購入していき、公演ごとの手札枚数制限に注意しながら、より得点の高い公演をできるか…というゲーム。
写真に見える青字は、専用マジックで書いたもの。自由に消せるんですよ!
引き運はけっこうありますが、お金を払って場の人物カードの総入れ替えするのがギャンブルじみて楽しい。
初期持ち金が増える手段は一つであり、一度公演ポイントが決まった公演の、ポイントを10まで減らして(公演順位の変動が起こり得ます)借金するという素敵なシステム。
5人で3位。割と僅差。
借金を控えて無難な公演をし、終盤まで、4公演中3つで最高点でしたが、みんな総入れ替えしつつ、血眼になって1位を超える公演を目指してるから当然抜かれました。
持っておきたいゲームですね。
●アルハンブラ
場に出ているタイルを同じ色のお金カードで購入し、タイルを配置して街を広げていく、マジョリティーゲーム。
ゲーム中3回の決算があり、配置しているタイルの色それぞれで勝利点が発生する可能性が。他人の場をよくにらみましょう。
タイル右下の数字ちょうどで購入できるともう1アクション行えるので、1とかいう小額のお金カードを引き取る意味合いが大きいのが面白いです。
壁の長さが決算で得点になりますが、壁のある辺同士でしか接触できないので、壁のあるタイルを買いすぎると配置しづらくなります。
と言っておきながら、序盤で壁で囲いまくるプレイング。幸い、うまく壁はつながって決算得点はまぁまぁ入りました。
5人で3位。もっとマジョリティー1位を狙うべきだったかと。
運要素がそこそこあり、軽い気持ちでも、重い気持ちでも遊べる素敵なゲームでした。
●ダイスでポン
当ブログだと「カツカレー食ってる場合か?」でおなじみ、チキンダイスゲームズさんのゲームです。
テーマを先に指定して、母音と子音、文字数制限の3つのダイスを振って、早い者勝ちで指定通りの単語を言うゲーム。
スキマ時間を埋めたり、合間の気分転換に最適。
最後に禁断の「えっち」テーマにしたら、1回目は答えが出ず、2回目になんとか(笑) 私は真っ先に思いついても言えない子ですけどね…
これは良いパーティーゲーム!!
●12季節の魔法使い(Seasons)
よく噂には聞いていたゲーム。
その季節のダイスをまとめて振って、1人ずつダイスを受け取り、その効果を発動したり手札のカードを使ったり。
季節ごとに振るダイスが違い、出やすい資源が変わる。また、季節ダイスも6面が少しずつ違ったりする。
手札は1年3枚ずつの3年に分けて補充される。最後に配置できなかった手札はマイナス点。
初心者デッキで4人でプレー。
フランスのゲームらしいですが、イラストが異常に日本チックです。
使い捨てカードは後回しにして、常時効果系を1年目手札にしたのは正解でしたが、振りなおすとクリスタル(勝利点)が溜まる悪意のダイスを3年目にして後悔。
4人中3位…ぐぬぬ。コンボ不足でしたし、手札を配置できないマイナス点をおそれて山札からの手札追加を避けたのがいけなかったかな。
一度遊ぶと、ドラフトしてカードを選びたくなりました。
すごい効果のカードがいっぱいです。直接攻撃系カードも多いので、頑張ってコストを払って場に出しても無意味になることも…その辺は苦手。
●トロワ
館にワーカーを潜り込ませて得られた3色のダイスを振って、その目やワーカーを使ってカード効果や外敵退治などに色々使って得点していくゲーム。説明しづらい。
自分のダイスは、せっかく6を出してもお金を支払うことで他人に使われるおそれがあるし、影響点を使うことでダイスは振りなおしや目の操作ができます。
先日ヤフオクで拡張込みを競り負けた物件なので、誘われた瞬間「やりたいです!」と言った私。
3人でプレー。19時過ぎに開始した最後のゲームも中量級ゲームなのでした。
3人中2位。僅差でぐぬぬ。
もっとミープルを館内に放り込むべきだった。
外敵効果でお金が減る効果がとってもつらい。めんどい外敵は、割と一致団結で倒していきました。
いやぁ、いいゲームばかりで満足。
久しぶりに、一度もインストしなかったな…
【積みゲーの数】 42 →46(新規購入)→45
こ、こら、買うんじゃない!!