16年7月後半に遊んだボードゲーム
前半はやっぱりないよ。
【Scythe会】
ニートさん、ナフタレンさん、わいあるどさん、へいたろーさんと、Scytheを遊ぶためのクローズド会をば。
●Scythe
大きい方のボードで遊んだら、日本家屋泣かせでした。
テラミスティカのように、特殊能力を持った種族を一つ選んで、自軍をパワーアップしながら陣取りするゲーム。特定の目標を達成すると★がもらえ、★6つを集めたプレイヤーが出たらゲーム終了。民からの信頼度が高いほど、★や占領する陣地などでもらえる勝利点が多くなるけど、信頼度を削るアクションがけっこうある。
ワーカーのあるヘクスに指定された資源が生産され、移動時は資源ごと次のヘクスへ大移動できたり、メックというロボット駒の移動時には、移動元ヘクスにいたワーカーも一緒に運ぶことができたり。
ゴージャスな版なので、お金は金属製で、鉄駒は鉄製です。ずっしり。
個人ボード。種族が上、下がランダムに選ぶアクション表。
自分の種族は、ワーカーが川を渡れるので、移動しやすい。あまり役立てられなかったけど。
アクションは縦線で区切られて4つあり、アクション自体は全員同じ4つありますが、プレイヤーごとに、右から何番目にどのアクションがあるのか、またアクションに必要なコストと生産されるものの数が異なってきます。
右に置いてあるのが、マップの中央でゲットできる、なかなか強い追加アクションカード。
テラミスティカ同様に、駒が個人ボードから取り出されると、アクションにかかるコストや生産されるものの数が変わっていくタイプ。
ワーカーが増えるほど、自分の場合はマップ上のヘクスに資源を生むためのコストが増えます。民からの信頼度がガリガリ削れそうなので、つい控えてしまいました。
私ゲーム弱い人なので、ドベかドベ2だったと思う。
資源生産・自軍のブラッシュアップ・陣取り・目的カードの達成など、色々な要素を安定してまとめている感じがしました。
好み度:7/10、コンポーネント:4/5、プレイアビリティ:3/5、重さ:3/5、運:2/5、入手しやすさ:2/5
●たほいや
広辞苑とかから、みんなの知らない単語を平仮名で出題して、親は正解の説明を、 親以外はそれっぽい説明を書いて、どれが正解なのか当てあうゲーム。盛り上がります。
まさかの、親が出した正解と、一文字違いで同じ意味を書いたプレイヤーがあらわれましたww
好み度:7/10、コンポーネント:?/5、プレイアビリティ:3/5、重さ:2/5、運:3/5、入手しやすさ:5/5(広辞苑を買おう)
●AYA
なるべく少ない回数で倒しきるように、また円カードの模様と合うドミノを配置したりして、高得点をたたき出すようなドミノを配置していく、リアルタイム協力ゲーム。
上の写真は、ドミノを配置しきった図。
そして倒すと、下図の通り!
残念ながら、綺麗に倒れてはくれず、4,5回くらいは倒しました。
良い点はとれなかったような。けっこう、やいのやいの盛り上がります。
好み度:6/10、コンポーネント:3/5、プレイアビリティ:3/5、重さ:2/5、運:3/5、入手しやすさ:4/5
●グラシアス
セットコレクションと言うべきか。持ち主ナフタレンさんいわく、「ゆるいコロレット」。
場に人数分セットされた3枚ずつのカード群(うち1枚は裏向き)のうち、1群を選び、1枚は他のプレイヤーに、他は自分でもらう。受け取った人は「グラシアス」と言いましょうw
ラウンド終了時、色ごとに所持数をカウント。5枚揃ったら捨て札に。所持数1位の人は0点、他は枚数分の得点に。
人に簡単に押し付けられるので、コロレットよりも他プレイヤーを蹴落としやすい。が、裏向きの札があるので枚数を読みきれない。好みな方のプレイ感でした。
好み度:6/10、コンポーネント:3/5、プレイアビリティ:3/5、重さ:2/5、運:2/5、入手しやすさ:1/5
●シャイベンクラスター
お題を、親と左右の人が見て、左右の人はNGワードを2つ書く。親は、NGワードを言わないように、そのお題をそれ以外のプレイヤーに説明し、お題を当てられれば得点に。お題はナフタレンさんがローカライズ。
お題「バーテンダー」に対して、私はNGワード「夜」をセットしたら、即効言ってくれましたw
私が親の時、お題「明石家さんま」について、「この芸能人の、苗字ではなく名前がタイトルについている、バラエティ番組があります」と説明して、当ててもらえたりしました。
テレビを見ないなど、私の興味範囲の狭さはハンパないので、緊張しました。
好み度:6/10、コンポーネント:3/5、プレイアビリティ:3/5、重さ:2/5、運:2/5、入手しやすさ:1/5
●TENNOSで大富豪
写真はないよ。
TENNOSは、マークが6つあるトランプです(JOKERは四枚)。リーフとクロスが追加されてるよ。
大富豪はまず、ローカルルールのすり合わせから入りましたw
5人大富豪は意外に革命が起きなかった。そして貧民から抜け出せなかった。都落ちルールも入れたかった。
TENNOS自体に言いたいのは、ルールブックをもう少しチェックしてほしい…誤字が…
評価不能。
晩御飯は北名古屋の「うしの家」さんにて。牛肉に苦手意識のある私の頬が落ちる美味しさでした。
【クローズドボードゲーム会】
おーのさん、ニートさん、ねくろんさんと、某所でゲーム会。
●エルガウチョ
ケルトみたいに、色と数字の書かれた牛さんタイルを、昇順もしくは降順で集めて、まとめて売却してお金を競うゲーム。順番に並べてる途中に追加するアクションあり、人の持ってるタイルを奪うアクションあり、ワーカープレースメントやダイスワーカープレースメント要素あり、と、色々考えどころがあります。
セットの最大の数値 × セット枚数分のお金が売ると手に入るので、欲張って1セットの枚数を揃えてみましたが、小出しに売った方が勝てたと思います。
すっきりとしたプレー感が好きです。
好み度:6/10、コンポーネント:3/5、プレイアビリティ:3/5、重さ:3/5、運:2/5、入手しやすさ:2/5(今ならバネストに)
●ティチュー
私の積みゲーを、おーのさんが持参。自分の持ってるトランプ箱サイズより大きい箱で、言語依存がない代わりに理解に慣れが必要そうなサマリーが入っていて、ぐぬぬ。
基本はペア戦。基本は大富豪。大富豪より役が多くて特殊カードが入っている。
何回もゲームを繰り返し、ゲーム終了条件である所定の得点を稼ぐまでに時間がかかるので、少なめにしておくのが良いです。
得点になるのは、5や10など、特定のカードのみであること、
むしろ特殊カードの中にはマイナス25点をたたき出すカードもあること、
ドベの人のカードは全て相手チームに没収されることから、
大富豪よりも得点のことを考えてプレーしないといけない。
ごいたみたいに、協力相手の手牌が分かりやすいわけではないので、慣れが必要かな。
好み度:6/10、コンポーネント:3/5、プレイアビリティ:2/5、重さ:2/5、運:3/5、入手しやすさ:3/5
●潜乳
おっぱい忍者トリックテイキング(それが言いたいだけ)
詳細は以前の記事を参照。
とても好きなトリテなのですが、テーマのせいで、慣れてない相手には出せない。
ちなみに私は脚派です。
好み度:7/10、コンポーネント:3/5、プレイアビリティ:3/5、重さ:2/5、運:3/5、入手しやすさ:2/5
●ハンザテウトニカ
ワンハンドレッドのランキングを集計した身には、「日本人には人気だけどBGGランキングはほどほど」という所感を持っていたゲーム。
ワーカープレースメントで、陣取りで、レベルアップもあるよ。
まず、持ち主おーのさんより、熱い定石論を語られる。某エリアを占有できると、アクション数を1つ増やせるのだが、アクションが1つ増えるのが、即ゲームの勝者が決まるレベルでヤバイ。余裕を持って各地を占有できるようになってしまう。それを防ぐため、先んじてそのエリアを占有しようとしたプレイヤーを、他全員プレイヤーで、ワーカーを自色のワーカーと置き換える、妨害という名の「お仕事」するゲームと化す。置き換えられたワーカーは、もう一体ストックから増やして、隣接エリアの空いているマスに配置されるので、マップに増えていく。
お仕事してくれるのが分かっているので自分はそっと別のボーナスエリア(ワーカー数が増えやすくなるのとか)を占有しようとしてみたりするが、仕事をしないので、自分のワーカーがマップに増えなかった。
また、唯一の運要素である、三箇所のボーナスチップの中にも、アクション数が増えるものが存在する。
ワーカー数に差の出るルールミスがあり、協議の上終了。
感想戦が熱かった。突き詰めるとお仕事ゲーム。ねくろんさんより、「ハンザテウトニカを好きって言う人は、多分ハンザテウトニカを分かってないと思う」という名言が。
好み度:6/10、コンポーネント:3/5、プレイアビリティ:2/5、重さ:3/5、運:2/5、入手しやすさ:1/5
●ごいた
将棋駒版。ごいたのプレーは2回目ぐらいかも。
ペア戦ゲーム。慣れてくると、誰がどれを持っているか透けてみえるようになるらしい。
まだルールに慣れていない自分には、「香」と「し」の勘所が分からない。
好み度:7/10、コンポーネント:3/5、プレイアビリティ:3/5、重さ:2/5、運:2/5、入手しやすさ:5/5
●ツイクスト(ペア戦)
ニートさんから買いまして、念願のツイクストを手に入れました。ヤフオクだと高いので助かりました。
赤チームの場合、赤いピンを自手番で一つ打ち、ピンとピンの間をロープみたいなので繋げることで、ボードの辺にある赤いライン2つを結ぶことができれば勝利です。
ツイクスト協会のニートさんねくろんさんがいますので、手ほどきを受けるべくペア戦してみました。
残念ながら、途中まで優勢っぽかったですが、先を全然読めない手を打って、どうしようもなくなってしまいました。
受け攻めの考え方は囲碁に似ています。が、ラインを切られると痛手なため、かなり1手1手がシビアです。
買ったから遊ぶぞー。
好み度:7/10、コンポーネント:3/5、プレイアビリティ:3/5、重さ:2/5、運:1/5、入手しやすさ:2/5
●THE GAME
初プレーです。1から開始の昇順2山、100から開始の降順2山で、自手番では基本的に2枚ずつ手札から出して補充。なるべく全カードを出しきれるよう、持ってるカードの数字は明示せずに協力するゲーム。
手札を出せないプレイヤーが出たら即敗北。
今山に見えてるカードよりも10離れている数字を持っていると、巻き戻すことができます。例えば100から開始した降順の山に65がある場合、75を持っていれば出せる。85を持っていればさらに巻き戻る。この巻き戻しを活用します。
ギリギリ勝てました。初心者に良いかもですが、言語制限のある協力ゲームなのでなんとも。
好み度:6/10、コンポーネント:3/5、プレイアビリティ:3/5、重さ:2/5、運:3/5、入手しやすさ:5
/5
【クローズド会で幕末クトゥルフ】
ニコニコで色々動画を見てますが、実プレーは初めてです、クトゥルフ。
しかも幕末が舞台。それも、華の新撰組隊員ですよ、奥さん!
名前の由来は、オフラインでのペンネームです。ひっくり返すと「梅夢矛」になるとかならないとか。
3回まで振り直し可で、なかなかのステータスに。
主な技能は応急手当、回避、鍵開け、刀、説得、洞察、投擲、目星、礼儀作法。
主な持ち物は薬箱、提灯&油・火打ち石(放火用)。
「初めてなのにガチだ」と言われる。
シナリオは、ロール&ロール収録のものらしいです。
幕末、かつ新撰組なので、下手なことをすると腹切りコースです。
プレーしてみると、爆笑卓と化しました。
開始早々にファンブルを出して、キーマンを怒らせ、
嘘でごまかそうとしたらファンブルでさらに怒らせ、
雑魚戦が始まれば、敵の最初の攻撃でクリティカルを叩き出して
20ダメージを受け、1人がキャラロスト。
ロストした隊員が新しいキャラを作ったところ、
技能に制作(人間)と医学、芸術(人間)を持ち、
ロストした隊員(肉親)のデスマスクをつけて他プレイヤーの前に現れ不信感を与える。
あんまり謎を解き明かさなかったものの、運のおかげで、なんとか平和かつ腹切り投獄もなくクリア。
クトゥルフはやはり面白いですねー。